高市早苗元総務大臣は総裁選に出馬することをすでに表明しています。
しかし、安倍元首相や青山繁晴議員が支持を表明しているにも関わらず、マスコミの評価はいまいちです。
何故高市早苗議員は総理候補としてマスコミから嫌われているのでしょうか?
何故嫌われているのかを確認することで自然と高市議員の政策が見えてくることになるでしょう。
目次
高市早苗がマスコミから嫌われている
高市議員は総裁選に出馬することを表明し、菅首相が出馬を取りやめたことで安倍晋三元首相は高市議員支持を表明しました。
ところがマスコミは強力な支持を得た高市議員が全く人気がないかのように報道しているようにみえます。
どうもマスコミは高市議員が総理候補として取り上げることを嫌っているようです。
以下、テレビ報道での世論調査結果と、ネット投票(次期自民党総裁、ふさわしいと思うのは?【Yahoo】)の明らかな数字の違いを見てみましょう。
<テレビ世論調査>
<インターネット投票>
違いをまとめると以下のようになります。
テレビ世論調査 | インターネット投票 | |
高市早苗 | 4.0% | 44.4% |
河野太郎 | 31.9% | 29.4% |
このように、明らかにテレビとネットでは数字が違うんですよね。
高市議員を除外すれば河野太郎議員がトップで、その違いはテレビ、インターネット共に違いはありません。
つまり、明らかに高市議員が既存のマスコミに嫌われているのかが数字的にも見えてきます。
他にも出馬表明した後も、報道されるまで時間がかかったと思う人は少なくありませんでした。
9月7日放送の『バイキング』でに高市議員がリモート出演をし、総裁選に向けての抱負を述べました。
その際、MCの坂上忍さんはあからさまに不満顔で、肘をつきながら高市議員のコメントを聞いていたんですね。
高市さんが政策などを説明する間、坂上が上半身を倒し、眉をひそめた表情をしながら肘を付く姿が見られた
引用元:中日スポーツ
高市議員は坂上忍さんよりも年長者です。
普段から上下関係に厳しい坂上さんの態度は明らかに不愉快な感情を覚えた視聴者は多かったでしょう。
このように、マスコミでは高市早苗議員に対する扱いがどうもその他の候補に比べて悪いんですよね。
高市早苗がマスコミから総理候補として嫌われる5つの政策
それでは具体的に高市早苗議員がマスコミから嫌われる理由はどこにあるのでしょうか?
具体的な嫌われる理由は5点あります。
- 女系天皇反対
- 中国に厳しい
- 安倍元首相が支持
- 夫婦別姓反対
- 靖国神社参拝
①女系天皇反対
マスコミの基本論調は女系天皇の容認です。
対照的に高市議員は天皇の皇位継承は男系維持が基本理念にあります。
上記コラムの中で、”私自身は、「女性天皇」には反対しないが、「女系天皇容認」と「長子優先」については、慎重に検討していただきたいし、党内でも議論を深めたいと希望している。”と女系天皇に慎重た立場を表明しています。
②中国に厳しい
高市さんは対中非難決議を最後まであきらめていませんでした。
実際に中国の関係者は高市議員が総理になることをかなり警戒していることを多くの識者が記事にしています。
③安倍元首相が支持
安倍元首相が高市議員の支持に回ったこともマスコミから嫌われる原因で間違いありません。
当初安倍さんは現総理の菅さんの支持を表明していました。
しかし、一転して菅さんが総裁選への出馬をしない事を表明した後、高市議員の支持をいち早く表明しました。
安倍元首相と、既存マスコミは犬猿の仲ですから、その安倍さんが支持した候補は好意的に取り上げられないのは仕方のないことかもしれません。
④夫婦別姓反対
高市早苗議員は2004年に山本拓議員と結婚し、戸籍上は苗字が”山本”になり、山本早苗となりました。
それ以降も公的には高市姓を使用していたため、毎日新聞に指摘されたことがあります。
高市姓のままなのはあくまで仕事上ですし、高市議員は夫婦別姓に反対の立場です↓
また、6月23日付のコラムでは、最高裁大法廷が夫婦同姓に剛健判断を示したことに安堵したことを書いています。
このように高市議員の夫婦別姓に対する見解は一貫して全く変わっていないことが確認できます。
⑤靖国神社参拝
高市早苗議員は現在でも靖国参拝をしていますが、総理になっても靖国参拝をすると表明しています。
高市さんは終戦の日だけでなく、春と秋の例大祭でも靖国神社を参拝してきました。
そして、これからもその姿勢を変えないと表明しているわけです。
高市早苗とマスコミの関係まとめ
高市早苗議員が出馬を表明している自民党総裁選は『9月17日告示、9月29日開票』の予定です。
それまで、マスコミで総裁選が確実に注目され続けます。
現在、マスコミに人気なのが河野太郎議員と岸田文雄議員です。
安倍元首相が支持を表明した高市議員はこの二人と比べて明らかに報道量が少ないようです。
総裁候補としての高市早苗議員をマスコミがどのように報じるかという視点でこれからも注視していきたいと思います。