2022年のサッカーワールドカップはカタールで開催されます。
もちろん開催国のカタールも出場が決まっているわけですが、予選免除の為謎につつまれたチームとも言えますね。
そんなカタール代表は実際はかなり強いと言われていて、ワールドカップの台風の目になる可能性を十分に秘めています。
この記事では、カタール代表が何故強いと言われるのか。
その理由をまとめてみました!
目次
カタール代表が強い理由
カタール代表が強い理由①オイルマネー
カタールは中東の産油国であるため資金が豊富にある国です。
つまり、オイルマネーが代表の強化に大きく影響しているということですね。
実際に、国家プロジェクトである「アスパイア・アカデミー」が強化の拠点です。
ちなみに、元オーストラリア代表で日本代表が散々苦しめられたティムケーヒルがチーフ・フットボール・オフィサーの役に就いています。
アクラム・アフィーフ選手やアルモエズアリ選手はアスパイアアカデミー出身です。
カタール代表が強い理由②少数のチームに代表メンバーが集中している
カタール代表のメンバーはほぼ国内組で、かつ少数のチームから選出されていることが特徴ですね。
カタール代表が強い理由③予選がなかったためノーマーク
カタール代表が強い理由として逆説的ではありますが、強さが未知数ということが挙げられます。
2019年アジアカップで優勝を果たしたものの、カタール大会は予選を免除されているため、大きな大会に出場はしていません。
また、代表レベルではアジアのチームは比較的力が劣るので警戒されることもなかったでしょう。
ただし、そんなチームがコパアメリカで健闘したんです。
コパアメリカではパラグアイと引き分けたり、コロンビアやアルゼンチンと負けはしたものの僅差の試合を展開しています。
健闘した理由としては国内チームのメンバーで代表選手が構成されているため、海外でのクラブでの実績がほぼ皆無だったことが挙げられます。
つまりカタール代表チームは情報量が乏しい。
だからこそ、戦略が立てづらいチームであり、一方でカタール大会の為に多くの時間を費やしてきた代表チームですから、はまると手に負えなくなる可能性が高いですね。
カタール代表が強い理由④開催国
最後にカタール代表が強い理由として何と言っても開催国であることが挙げられます。
強いという認識がされるためには、予選リーグ突破は必須条件でしょう。
そして、これまでのサッカーワールドカップにおいて開催国はほぼ予選リーグを突破しています。
2010年の南アフリカは惜しくも進出を逃していますが、下馬評以上の強さを誇っていました。
スタジアムはカタールのサポーターで埋め尽くされるでしょうし、相手チームは完全にアウェーになるわけでやりづらさもあるでしょう。
カタール代表の帰化選手
バッサム・アル・ラウィ
イラクのバクダッド出身でカタールに帰化。
父親のヒシャム・アル・ラウィはイラク代表。
アジアカップ2019の決勝トーナメント1回戦で故郷のイラクから得点しSNSが炎上したこともあります。
他にも帰化選手ではないですが、出生がスーダンのアルモエズアリ選手。
タンザニア国籍を有するアクラム・アフィーフ選手などルーツが外国にある選手が多いのが特徴ですね。
アジアカップ2019当時は帰化人が多くメンバーに名を連ねていましたが、現在確認できる帰化選手はアルラウィ選手のみのようです。
確認出来次第また更新します。
カタール代表の注目選手(アルモエズアリ、アクラム・アフィーフ)
カタール代表の注目選手は2人います。
アルモエズ・アリ選手とアクラム・アフィーフ選手です。
いずれもFWの選手で、カタール代表が優勝したアジアカップ2019では決勝の日本戦で得点を決めています。
この大会で、アルモエズ・アリ選手は得点王に、そして、アクラム・アフィーフ選手はアシスト王に輝きました。
アクラム・アフィーフ選手は[W杯で注目すべきアジアの5人]として大変注目されています。
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