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田中勝春の爆笑エピソード5選!デムーロや猪木に殴られたことも?

調教師試験に合格した人気騎手の田中勝春騎手。

SNSではお祝いの言葉があふれる一方で、田中騎手の騎手として過去の爆笑エピソードが話題にもなっているんですよね。

一体、田中勝春騎手の過去にどんな特徴があったのでしょうか?

デムーロ騎手に殴られたことや、岡部幸雄騎手に怒られたエピソードなど5選まとめてみました!

いかに田中勝春選手が愛され記憶に残る騎手なのかがわかることでしょう!

田中勝春が調教師試験に合格

2023年12月7日に田中勝春騎手が2024年度の新規調教師免許試験に合格したことが発表されました。

2024年度からの調教師ということで、2月まではジョッキーとして活動できるようです。

田中勝春さんが調教師試験に合格したことが競馬ファンの間ではかなり話題になっていて、SNSでも騒がれています。

田中勝春騎手は勝ちレースというより、負けレースの印象が強いジョッキーですよね。

そこで田中勝春騎手にまつわるエピソードを3選まとめてみました!

田中勝春の騎手エピソード①デムーロに殴られる

田中勝春さんの騎手エピソードとして真っ先に話題になるのがデムーロ騎手に殴られたことです。

田中騎手が調教師に合格したSNSで話題になるほどでした。

2003年4月20日に開催された皐月賞でデムーロ騎手に頭を叩かれたことです。

この時、田中勝春騎手はサクラプレジデント、デムーロ騎手はネオユニヴァースに騎乗していました。

デムーロ騎手にとってこのレースは初のG1タイトル獲得となったレースだったんですね。

レースは最終的に頭差での決着で田中騎手とデムーロ騎手はデッドヒートを繰り広げていました。

いかに熾烈なレースだったのか。

その理由が日刊スポーツの記事にありました。

月賞史上に残るデッドヒート。結末はわずかの差だった。頭差でつかんだ初めての栄冠。来日5年目で知ったG1の味に喜びを爆発させた。「とても興奮した。最高にうれしい」。スタンドへ2度3度と左手を突き上げた。最後は田中勝の頭をたたく荒っぽい勝利のポーズで決めた。24歳の若者はこみ上げてくる感情を抑えきれなかった。
引用元:日刊スポーツ

最後は田中勝の頭をたたく荒っぽい勝利のポーズで決めた

何故、田中騎手の頭を叩いたのか、その理由もあって、

24歳の若者はこみあげてくる感情を抑えきれなかった

その感情の爆発の表現として田中勝春騎手の頭を叩いたポーズとなったんですね。

叩くというより小突いた程度で決して田中勝春騎手への怒りで叩いたわけではありませんでした。

デムーロ騎手にとって初のG1タイトルでその勝利が田中勝春騎手とのデッドヒートから生まれたこと。

この最高な勝利から生まれた感情が田中選手への表現となったんですね。

当時田中選手は32歳で、24歳だったデムーロ選手より9歳年上でした。

デムーロ騎手からみて大先輩ともいえる田中勝春騎手は頭を叩かれても特に怒りもせず、むしろその後田中騎手を表現するためのネタになっていることがわかります。

本当に田中勝春騎手はファンから愛されているのだなと。

田中勝春の騎手エピソード②岡部幸雄に説教される

田中騎手のエピソードを調べると岡部幸雄騎手に説教されたことが話題になっていました。

具体的にはどんなことが起きていたのでしょうか?

それは競馬学校のCMでの二人のやりとりでした。

説教部分を文字起こしすると、

馬もケガさせたり、例えば、他の人にも迷惑にもなるし、自分でも危ないことにもなるし馬をしっかりまっすぐ走らせるという基本的なことをやっぱり頭において自勝春みたく軽く乗っちゃって馬に右でも左でも浮かれちゃったらもう話にならないし。

穏やかな表情で岡部騎手は話していますが、文字起こしをした内容はかなり辛辣ですね。

このCMの岡部騎手の話は全て岡部騎手への説教でした。

このYOUTUBEのコメント欄はかなり盛り上がっていて、

  • 岡部さんの1㎜も演技という言葉を気にしない姿勢に返ってツボにハマるww
  • 『かつはるみたく かるくのっちゃって…』は草
  • 勝春大敗完敗のとき毎回反省をみなさい
  • 岡部さん、しゃべりはうまくない。それでも真心とオーラと説得力は超一流

あくまでもCMなんですけど、それを忘れさせるような本気のドキュメンタリー風なところがまたリアリティがあるんですよね。

田中騎手の本質を見事ついているという気がします。

田中勝春の騎手エピソード③勝利よりも敗戦の印象

田中勝春騎手は、例えば、武豊騎手のように圧倒的な”勝利”によって名が知られているわけではありませんでした。

田中騎手は勝利より敗戦が記憶に残る騎手とも言えます。

デムーロ騎手に殴られたエピソードなんかは象徴的なもので、勝ったレースではないんですよね。

田中騎手は2023年現在で通算1800勝以上を挙げています。

ただし、1992年に安田記念で初勝利を飾ってからは長期間G1レースを勝てずにいました。

2004年のオークスではG1レース100連敗という不名誉な記録を作っています。

結果的にG1レースは125連敗となりました。

G1レースの2勝目はG1初勝利から13年後の2005年の全日本2歳優俊での勝利でした。

ただし、かなり惜しいレースがいくつもあり、

1993年の天皇賞でハナさでの敗戦、1997年の安田記念でもハナ差での敗戦と惜しいレースがいくつもあったんですね。

記録よりも記憶に残る騎手といって良いでしょう。

田中勝春の騎手エピソード④アントニオ猪木の闘魂ビンタ

田中勝春、アントニオ猪木引用元:日刊スポーツ

この画像はアントニオ猪木さんが亡くなられた際に取り上げられていたものです。

アントニオ猪木さんに闘魂注入ビンタをされた瞬間の画像で、後ろの人は爆笑しているのが印象的です。

この時の田中さんのコメントがこちら↓

「誰も行く人がいないから、『じゃあ俺が』ってなったんだけどさ。やっぱり当て方が上手なんだね。いい音を出しながら、あまり痛くないようにしてくれたんだと思う。もちろんもう受けたくないとは思ったけど(笑い)」
引用元:日刊スポーツ

誰も手をあげないなかで、田中選手がビンタ役を買って出たんですね。

とても絵になる一枚に収まっていますし、この写真を見ただけで田中選手のファンになる人もいたのではないでしょうか?

それほど愛嬌にあふれた写真だと思います。

田中勝春の騎手エピソード⑤エヒト七夕賞のインタビュー

2022年のエヒト七夕賞で勝利した時の田中勝春騎手のインタビューが面白いと話題になっていました。

そのインタビューがこちら↓

本当にうれしかったのか爆笑からインタビューがはじまっているんです。

この爆笑から始まるインタビューがファンの間で話題になったんですね。

田中勝春の爆笑騎手エピソードまとめ

今回の記事では、田中勝春騎手が調教師試験に合格したことで話題になった騎手としての爆笑エピソードを紹介してみました。

どのエピソードもほっこりとするものばかりで田中騎手がいかに愛されていたかが分かりますね。

騎手から調教師に活躍の場を移す田中勝春さんに今後とも注目です。

田中勝春のプロフィール

田中勝春さんのプロフィールはこちら↓

田中勝春(たなか かつはる)
生年月日:1971年2月25日
年齢:52歳(2023年現在)
出身地:北海道三石郡三石町
身長:154.5㎝
体重:48㎏
血液型:AB