天才子役として名をはせた女優の美山加恋さん。
現在はそんな子役のイメージを脱して成長した感じがしますよね。
ただ、現在に至るまでの過程で天才子役のイメージがいつも付きまとっていました。
そこで美山加恋さんが天才子役時代のイメージをどのように払拭し、現在まで成長を遂げてきたのか経歴とプロフィールを画像と共にまとめてみました!
目次
美山加恋のプロフィール
まずは基本的なプロフィールを確認してみます。
本名:美山加恋(みやま かれん)
生年月日:1996年12月12日
年齢:25歳(2021年現在)
出身地:東京都東村山市
高校:堀越学園
身長:152㎝
血液型:AB
特技:フラダンス・韓国語
所属事務所:ホリプロ
<デビュー作品>
2002年:てるてる坊主の照子さん(舞台)
凜ちゃん役として天才子役と脚光を浴びたのが2004年で、当時は7歳でした。
2021年現在、天才子役の時代から17年の月日が流れたことになります。
芸能活動は女優としてテレビドラマにとどまらず、映画、舞台と活動の幅を広げています。
また声優としても活躍しています。
【画像】美山加恋の子役時代!
それでは美山さんの天才子役時代を時系列でふりかえってみましょう!
5歳:舞台『てるてる坊主の照子さん』子役としてデビュー
美山さんは子役として2002年の舞台『てるてる坊主の照子さん』で俳優デビューを果たしました。
2002年10月から11月にかけての公演で当時美山さんは5歳だったんですね!
7歳:『僕と彼女と彼女の生きる道』で助演女優賞
まず何と言っても子役時代の美山さんといえば、草彅剛さんと共演したドラマ『僕と彼女と彼女の生きる道』での凜ちゃん役でしょう。
天才子役といえば芦田愛菜ちゃんや鈴木福くんなんかも認知されていますよね。
美山加恋さんは彼らより前に、天才子役として有名でした。
実際に第40回ザテレビジョンドラマアカデミー賞の助演女優賞の1位に選出されています。
助演女優賞の3位には小雪さんの名前があります。
小雪さんは『僕と彼女と彼女の生きる道』では凜ちゃんの家庭教師役で、哲朗の変化に大きな影響を与える重要な役を演じていました。
そんな小雪さんを差し置いて1位を獲得したわけですから、いかに評価されていたかがわかりますよね。
ただし、『僕カノ』での凛ちゃん役のイメージを払拭することに苦労することになっていきます。
子役時代の主な出演作品
『僕と彼女と彼女の生きる道』以降も子役として順調にステップアップしていきました。
主な作品は以下の通り。
- 2006年:NHK連続テレビ小説純情キラリ(宮崎あおいの幼少期)
- :ちびまる子ちゃん(たまちゃん役)
美山加恋の現在!天才子役時代のイメージをどう脱却したか
美山加恋さんの出演数は各媒体でまとめると以下のようになります。
5歳でデビューを飾っているのでかなりの出演数が確認できます。
<女優>
- テレビドラマ:91
- 映画:15
- 舞台:21
<声優>
- テレビアニメ:11
- 劇場アニメ:11
- OVA:1
- Webアニメ:1
- ゲーム:6
- 吹き替え:10
<バラエティ番組など>
- バラエティ:5番組に複数出演
- WEB番組:9
- CM:28
- 広告:9
- ラジオドラマ:8
- ラジオ:6
他にも写真集やDVDを発売したり、音楽アルバムなども発売し多方面にわたって活躍していることが確認できます。
ただし、凛ちゃんのイメージを払拭するために思い悩んだ日々があったようです。
16歳:『神様の観覧車』で舞台初主演
2012年6月6日~17日に公演された舞台『神様の観覧車』で初主演を務めています。
ちなみに舞台への初出演は中学2年の時でした。
ドラマと違い、自分で考えることを求められる状況でかなりショックだったようですね。
この初舞台が進路を本格的に考えるきっかけとなったそうです。
美山さんは堀越学園を卒業後に大学へは進学していません。
その理由は芸能界での仕事に専念する覚悟を決めたからなんですね。
美山さんの経歴を見ると2016年以降に声優の仕事が増えているので、その理由もうなずけます。
女優と声優の二本柱でやっていくという覚悟で現在の芸能生活を送っているということになります。
2021年は7.8月にブロードウェイミュージカル『ピーターパン』へウェンディ役で出演。
17歳:子役から女優へ
美山さんが子役から女優への意識変化が芽生えた作品がありました。
その作品とは2013年に放送されたドラマ『山田くんと7人の魔女』。
ドラマ出演時に美山さんは公式ブログに以下のように書き記しています。
この作品を通して、加恋を知っていただけた方も、僕カノの凛が大きくなってたって気づいてくれた方もたくさんいて、本当に嬉しかったです。
そして、この作品をみていただいた方に、少しでも、私が子役から女優になったって思っていただけたら、嬉しいです。
引用元:美山加恋オフィシャルブログ
多くのファンは僕カノ=美山加恋というイメージが強いですよね。
つまり、美山さんは子役のままのイメージだったんですが、この作品を通して子役から女優になったことを自覚できたのではないでしょうか?
この時の美山さんの年齢は17歳です。
また、2014年にも同様な自覚を語っています。
あの凛ちゃんが、、という反応に対して、
いいんです。笑
あの凛は、このような役もできるようになりましたよ。
いろんな役やってますよ。
引用元:美山加恋オフィシャルブログ
美山さんを天才子役と言わしめた凛ちゃんという大きなイメージが、成長する上で大きなプレッシャーだったことでしょう。
20歳:声優に本格的に挑戦
声優としては7歳で、2004年5月15日に『パピヨンの贈り物』や『劇場版NARUTO』に出演。
2016年以降に声優として本格的に挑戦し、その実績が確認できます。
2017年からのプリキュアシリーズのキュアホイップ役で以降5作品を担当しています。
「プリキュア」で役を射止めたことは、美山さんにとってそれまでの仕事の中で一番うれしかったことでした。
当時は俳優が声優をやることに否定的な声も少なくなかった時代。
そんな時期にこなした役で、ネットの反応が好意的だったようです。
最新の情報では、オリジナルアニメ映画『フラ・フラダンス』(2021年12月3日公開)で美山さんは主要キャストの声を担当しています。
アニメ映画ではありますが、美山さんは3歳から「フラダンス」を習っていたので役としては最適ですね!
24歳:バラエティ番組への出演増
最後に2021年現在の美山加恋さんに迫ってみましょう。
2021年の特徴としてはバラエティ番組への出演数が多くなってきたようですね。
出演したバラエティ番組は以下の通りです。
- 5月13・20日:モニタリング
- 7月1日:めざましテレビ
- 7月27日:グータンヌーボ2
- 11月24日:突然ですが占ってもいいですか?
- 11月26日:人志松本の酒のツマミになる話
- 12月7日:ザ!世界仰天ニュース
それまでは毎年1番組ほどだったのが、2021年になって急激にバラエティ番組への出演が増えていることが確認できます。
つまり、美山さんを女優としてさらに売り出していく兆候にあるということではないでしょうか?
天才子役で凛ちゃんのイメージを払しょくし、”女優、美山加恋”としての認知も加速するのは間違いないです。
これから、舞台や映画等への出演が続きますから、番宣を兼ねたテレビ番組への出演を期待したいですね!