金足農業

 

いよいよ、夏の甲子園はベスト4が出そろいました!

 

準決勝の第1試合は秋田代表の金足農業と西東京代表の日大三の対戦。

 

そして、第2試合は大阪北代表の大阪桐蔭と愛媛代表の済美の対戦です。

 

いずれの試合も見逃すことができない好カードですね!

 

記念の第100回大会ということで、どの試合も白熱した記憶に残る試合が多いです。

 

その中でも、今回の甲子園人気の一翼を担っているのが、金足農の躍進にあるのは間違いないでしょう。

 

1984年大会で、PL学園に準決勝で敗れて以来の躍進となります。

 

(奇しくも試合前のレジェンド始球式では、当時のPL学園のエースで金足農の決勝の道を断った、

 

桑田真澄さんが投手を務めます。

 

金足農業と桑田(PL学園)に因縁あり?レジェンド始球式に注目!

 

そして、とりわけ投手である吉田輝星投手の活躍にあります。

 

一方で気になる声も聞こえてきています。

 

それは、吉田投手の肩が壊れないか心配する声があるということです。

 

秋田県予選の5試合を含めて、甲子園のこれまでの4試合の計9試合を一人で投げぬいてきています。

 

準々決勝の前には吉田選手は体の不調を訴えもしました。

 

もちろん、夏の甲子園がこれほど盛り上がっているのも、

 

吉田輝星投手の奮闘にあるといってもいいでしょう。

 

投手の投球過多という問題は高校野球において、

 

いつもついて回ってくる問題ですね。

 

このような記事を書くと、賛否のコメントを多数いただくことになりますが、

 

今回もあえて金足農の吉田輝星投手の投球過多について触れてみたいと思います。

 

投手の酷使で制限は必要なのかどうか?

 

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金足農・吉田輝星の投球過多に賛否!

まずは金足農の吉田投手の投球過多を心配する声から紹介します。

 

 

 

 

 

一方で、吉田投手の酷使について、当然だと考えているコメントもあります。

 

見直すのは大会運営にあるという意見です。

 

確かに、エースが一人で投げ切ることで勝ち上がることができる学校は多いでしょう。

 

また、球数制限をかけることで、もちろん複数のピッチャーが登板することになります。

 

選手層の厚い強豪校が有利になるのは必然ですね。

 

 

金足農も吉田投手が仮に100球の制限がかけられていて降板していたら、

 

早々に敗退していたことは間違いないでしょう。

 

投手の酷使で制限は必要か?

投手の酷使を考えるうえでとても参考になる記事があったので紹介します。

 

元大リーガーの長谷川滋利さんの記事です。

 

甲子園で投球過多で活躍した投手がプロに上がってどのような成績を残したか?

 

実際の投球数を例示して説明してくれているのでとてもわかりやすい記事です。

 

 

ダルビッシュ有投手や田中将大投手はメジャーリーグでも活躍していますが、

 

途中故障でシーズンを棒に振ったこともありました。

 

甲子園での酷使が原因の一つなのではないかとおっしゃっています。

 

野茂英雄投手・黒田博樹投手・岩隈久志投手は長年ローテーションを守り続けましたが、

 

この3投手は甲子園への出場経験がないんですね。

 

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吉田投手のこれまでの成績

最後に吉田選手の甲子園での球数と登板間隔を確認してみます。

 

◎第1試合 対 鹿児島実業戦

 

球数:157球

 

~中5日~

 

◎第2試合 対 大垣日大戦

 

球数:154球

 

~中2日~

 

◎第3試合 対 横浜戦

 

球数:164球

 

~連投~

 

◎準々決勝 対 近江戦

 

球数:140球

 

~中1日~

 

◎準決勝 対 日大三戦

 

球数:134球

 

準決勝の対戦相手である日大三高は強打で勝ち上がってきた強豪校です。

 

打ち合いとなれば、必然的に投げる球数も増えることになります。

 

準決勝まで11日間で計5試合に登板していて45回を投げ切っています。

 

投じた球数は749球で1試合平均で約150球を投げている計算になります。

 

今大会では、勝ち残っている高校でいうと済美の山口投手も投球過多が注目されました。

 

2回戦の星稜戦ではなんと184球もの球数を1試合で投げ切ったんですね。

 

済美・山口直哉の184球完投に心配の声!美談で済まして良いか?

 

この試合では13回までありましたから、球数もそれに比例して増えたわけです。

 

やはり投球過多が心配されました。

 

済美の山口投手は準々決勝の報徳学園戦では中継ぎとして登板しました。

 

吉田投手と比べて少し肩の負担は少ないでしょうが、それでも投球過多であることには違いありませんね。

 

 

プロ野球も先発投手の1試合の球数は100球をめどに交代することが多いです。

 

以前はヤクルトの伊藤智仁投手がルーキーイヤーに投球過多により故障し、

 

その年はそれ以降登板はありませんでした。

 

金足農の吉田投手の酷使については懸念材料があります。

 

それは準々決勝の近江戦の前に、体の不調を監督に訴えてていることです。

 

 

横浜戦では中盤から左股関節が痛みだした。この日朝には起き上がれないほどに悪化。

 

マッサージでも痛みは引かず「今日投げるのは無理だと思った」と振り返る。

 

中泉一豊監督にはぎりぎりまでオーダー決定を待ってもらい、状態改善を祈って甲子園へ向かった。

 

室内練習場でアップをする段階で痛みは消え「行かせてください」と直訴。

 

中泉監督は「おまえの野球人生はここまでじゃないからよく考えろ」と再考を促すも

 

「やりたいではなくやれます。できるところまでやらせてください」と力説した。

 

引用元~https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180819-00000021-spnannex-base~

 

左股関節の痛みが起き上がることができないくらい悪化していました。

 

マッサージをしても痛みが消えず、登板が無理だと吉田投手は一度は考えました。

 

それでも、最終的には登板し、そして劇的な2ランスクイズにつながったということです。

 

結果的にベスト4に大きく貢献したことは周知の事実です。

 

確実に投球過多が体に大きな影響を与えています。

 

ここまで来たら、どんなことが起きようとも吉田投手は一人で投げ切る覚悟はできているのでしょう。

 

吉田投手の甲子園後の状態にも注視すべきですし、

 

仮にプロ入りを果たしたとしても、

 

その後の軌跡を確認する義務が高野連にはあるのではないでしょうか。

 

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