稲垣来泉

 

ドラマ版『この世界の片隅に』の初回の視聴率が、

 

10.5%とまずまずのスタートを切りました。

 

そして、第2話では、周作(松坂桃李)の姉である、

 

黒村径子(尾野真千子)の娘である黒村晴美が登場しました。

 

原作や、映画版の『この世界の片隅に』を見た人には、

 

少々複雑な登場シーンだったかもしれません。

 

これから起こることを思うと、

 

正直涙なしには見れません。

 

【この世界の片隅に】第7話ネタバレ感想!晴美とすずの運命は?

 

物語終盤の大きな展開の渦に、

 

はるみちゃんは巻き込まれてしまうことになります。

 

この重要な晴美の役を演じる子役はいったい誰なのでしょうか?

 

晴美役は繊細な役でもあるので、

 

ぽっと出のキャリアのない子役には務まりません。

 

確認してみましょう。

 

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【この世界の片隅に】黒村晴美とは?

ホームページの人物紹介欄には以下のような説明があります。

 

径子の娘。
兄に軍艦の名前を教えてもらっていたことから、軍艦に詳しい。

 

結構あっさりと紹介されていますが、

 

原作を見る限り、すずが北條家の一員として生活する中で、

 

黒村晴美は欠かせない存在です。

 

そして、晴美ちゃんは、

 

物語の終盤の展開に欠かせない存在でもあるんですね。

 

このことについてはネタバレを含むので以下の項目で詳しく書きました。

晴美役の子役は誰?

それでは黒村晴美を演じる子役の女優はいったい誰なのでしょうか?

 

演じるのは、稲垣来泉(いながき くるみ)ちゃんです。

 

2011年1月5日生まれの7歳です。

 

小学1年生の稲垣さんは、子役としてのキャリアをしっかり積んでいるんですね。

 

アンナチュラルでは、ミコト(石原さとみ)の幼少期を演じました。

 

無理心中によって目の前で家族を失う難しい役どころを演じ切りました。

 

そして前クールの『ブラックペアン』では、

 

5月20日に放送された第5話において、

 

患者の小春役を演じました。

 

難しい症例で開胸手術ができない状況の中で、

 

スナイプ手術とカテーテル手術を掛け合わせた手術を受ける役でした。

 

どちらも、感情をうまく表現しなければならず、

 

とても難しい役であることがわかります。

 

これらの実績があったからこそ、

 

ブラックペアンに続いて、

 

2クール連続で出演となったのかもしれません。

 

それとも、実績があったからこそ、

 

ブラックペアンは布石であり、

 

この『この世界の片隅に』への出演が、

 

稲垣来泉ちゃんの真骨頂なのかもしれません。

 

ドラマの結末が泣ける!

ここからはドラマ版から『この世界の片隅に』を見始めた方には、

 

ネタバレになります。

 

はるみについて、

 

ドラマの結末で何故泣けるのか?

 

それは、はるみが不慮の事故で亡くなってしまうからです。

 

広島に投下された原爆の被害を免れて、

 

すず(松本穂香)と町に買い物に出かけていました。

 

その帰り際に、不発弾に出くわしてしまい、

 

あろうことかすずとはるみちゃんの前で爆発してしまうのです。

 

この爆発によって、はるみちゃんは亡くなってしまい、

 

すずも右腕を失くすことになってしまいました。

 

この展開を知っているだけに、

 

ドラマでの晴美ちゃんの初登場シーンは泣けました。

 

『この世界の片隅に』は

 

浦野家と北條家の人々がほのぼのとしていて

 

時代設定がいつなのか混乱しますが、

 

紛れもなく戦争時代を描いた作品です。

 

それでも、悲惨な戦争シーンがあるわけでもなく、

 

市井の人々の素朴な何気ない姿を描いた、時に笑える、

 

ほのぼのとした展開が続いていました。

 

戦時中であっても、

 

ただ暗い世の中ではなく、

 

限られた生活の中であっても、

 

人々は手を取り合い、

 

現代ではうらやましくもある、

 

隣組といって相互監視制度的な意味合いがあったにしろ、

 

近所づきあいも丁寧に描かれていました。

 

それでも舞台は広島なので、

 

その後に起こる悲劇は誰もが知っているわけですね。

 

その原爆投下に向かって、

 

物語の時は進んでいくわけです。

 

その中で、はるみは健気に成長していきました。

 

そして、原爆投下の被害を免れて、

 

兄のいる、福岡へ行くことを決断した矢先に

 

起こってしまった悲劇でした。

 

戦時中でも、温かい生活はあった。

 

それでも、戦争が無情にもその生活を奪い去ってしまった。

 

まとめ

 

戦争をたくましく生きた人たち。

 

そして、戦争でもたらされた悲劇。

 

戦争時代を描いた作品としては、

 

良作で、映画版がロングヒットを達成したことは、

 

必然だったのかもしれません。

 

見方を変えれば、ただ戦争中の市民の生活が、

 

淡々と描かれているようにも見えます。

 

それでも、その生活に、

 

温かさを十分に感じることができる。

 

これは、ただその時代が戦争によって、

 

すべてが暗く陰鬱とした世界だったのではなく、

 

時代をたくましく、そして生き生きと、

 

生きたということの証明でもあるでしょう。

 

戦争中の明部と暗部を象徴するのがはるみちゃんだったといえます。

 

戦争をしてはならない。

 

これはどの時代の真理でもあります。

 

それでも、起きてしまった戦争の中に生きた人々の記憶は、

 

忘れてはならないと思います。

 

この機会に、祖父の戦争体験を改めて聞いてみたいと思います。

 

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